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上海留学報告

宮崎大学工学部 貞任 萌
(平成19年度 中国・上海交通大学へ留学)

私が上海に来てすでに約半年が経過し、日々、中国語の学習に専念しています。私が中国に留学して中国語を本格的に学習したいと考えたきっかけは、大学二年生の時に異文化交流体験学習に参加して中国の南京に研修に行ってから中国語に興味が湧いたからです。

私が今留学している上海交通大学について説明しますと、この大学は留学生が一千人以上も留学している上海でも有数の大学です。留学生が主に参加している中国語の講義は初級・中級・高級と三つのレベルに分かれており、どのレベルの講義も午前か午後のどちらかで半日分の講義があります。また絵画・書道・太極拳・HSK等の選択科目も受講することができます。実際に私が半年間留学してみて感じたことがいくつかあります。

そのうちの一つは中国語学習に関してです。中国語の講義はやはり留学生が多いということもあって留学生に対しての講義に慣れているという感じがして受講しやすいと思います。しかし、私が勉強している国際教育学院のあるキャンパスは、留学生と交通大学の研究生の専用のキャンパスであり、本科生との交流ができないのが難点です。また、留学生が一千人以上もいることから、普段は他の外国人留学生と共に行動することが多くなります。その点英語での会話がほとんどなので、英語の上達が可能になりますが、中国語の学習には少し不便かもしれません。しかし、いろんな国の学生と交流することでいろんな国の言葉や文化を知れることができるので、それは非常に貴重な経験になるのではないでしょうか。

次に、生活に関しては、食べ物に関して問題はありません。上海は日本人も多く滞在しており、日本の食品や製品を売っている店も多いです。交通手段もバス・タクシー・地下鉄など豊富で割りと安いので慣れれば非常に便利だと思います。